中年サラリーマンの人生を豊かにするためのブログ

団塊ジュニア世代(40代)の中年サラリーマンが抱えるさまざまな悩み(副業や転職、健康など)について、ヒントになる情報を提供します。

気になるニュース: 空飛ぶクルマ普及策立案 「副業官僚」を公募 経産省に週1勤務

皆さん、こんにちは。

今回は副業関係の気になるニュースについて、記事にまとめてみました。

 

中小企業への副業のマッチングは今後大きな事業になっていきます。

 

 

1、ニュースの内容

 

3月7日付けの日経新聞に興味深い記事が載りました。

経済産業省が自動で垂直に離着陸して移動する「空飛ぶクルマ」の普及策を立案する人材を民間から公募するというのです。

週1日、経済産業省で副業できる人材を採用するらしく、都市政策や地方創生に関連した業務経験を持つ人材と、PR業務などの経験者の計2人を募るそうです。

日給約1万5千円を支払い、月4日程度の勤務を想定しているようで、人材サービスのビズリーチと連携して、4月3日まで公募しています。

最近、この手の動きが頻繁に起こっています。

少し前には、日本フェンシング協会で太田さんの右腕となる戦略プロデューサーを募集していました。

その他、日本ハンドボール協会釜石シーウェイブスといったスポーツ団体やスポーツチーム、広島県福山市などの地方自治体も副業による人材採用を進めています。


2、副業募集の背景

 

このような募集を行う団体には共通点があります。優秀な人材が欲しいがそんなにお金が払えないという点です

経産省は異質ですが、他の団体には全て上記の点が共通しています。

社員として雇用すると、労働時間管理などが必要になりますので、雇用形態は業務委託という形が多いです。

その一方で、応募者の方も、新しい可能性を探りたいというニーズがあります。転職するのではなく、いろいろな可能性を探りたい、給与はそこまで求めない、ということでしょう。

まさに需要と供給側、双方ウィンウィンですよね。

 

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3、副業を推進する上での阻害事項

 

これは、何といっても、現在勤めている会社の就業規則で副業禁止を定めている会社が多いということです。

「副業兼業でのご就業が勤務先規程に抵触しないことをご確認の上、面接に進んでいただくようにお願いいたします」という記載もあります。

やはり、この就業規則をどう変更させていくかということが、喫緊の課題になります。

 

4、今後の副業先の紹介事業について

 

今後、同様の動きは、中小企業にも広がっていくでしょう。優秀な人材を活用したいが、そんなにお金は払えないという会社にとっては、このスキームは有効だと思います。

また、応募者は現時点でもそれなりに存在すると思いますし、働き方改革が更に進んでいけば、就業規則の見直しも加速していき、更に応募者も増えると思われます。

需要も供給も増えていく、副業紹介事業は今後有望な市場になりますね。

但し、人材紹介会社にとっては、年収の何%という転職先の紹介と比べると利幅が少ないのであまり旨みがないかもしれません。

副業先の紹介と転職先の紹介では行う作業はほぼ一緒になりますので、報酬体系の見直しやサポート内容の見直しなど、人材紹介会社は何かしらの工夫が必要になると思います。


今回も最後までお読みいただき、ありがとう御座いました。

 

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