サラリーマンのモチベーションって何?
皆さん、こんにちは。
サラリーマン人生もはや20年も過ぎました。
今、色々副業なり起業なりを模索していますが、ふと回りを見ると、「みんな、何のために働いているんだろう」と不思議に思うことがあります。
今回は、私の20年超のサラリーマン人生を振り返って、サラリーマンのモチベーションについて整理してみたいと思います。
1、20代の時のモチベーション
大学を卒業した当時、巷は就職氷河期真っ只中でした。希望する会社に就職した人はわずかで、私も何とかある会社に滑り込みました。ロスジェネと言われる世代のはしりです。
私が新卒で入社した会社では主に営業の仕事をしました。その会社では、ノルマが毎月設定されました。当時はまだ携帯電話やパソコンが普及していなかったので、連絡手段にはFAXを使っており、毎日、営業員全員のノルマ達成度が一覧表になってFAXで連絡がきました。
当時の私はこのノルマを達成するためにがむしゃらに働きました。営業成績の一覧表で新人の私がノルマを達成するのを確認できるのは何よりもうれしかったです。
他の営業の人からも、「すごいね」と褒められのも、モチベーションアップにつながりました。
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2、30代のモチベーション
そんな私もだんだんルーティーン化していく仕事に飽きてしまい、転職をすることにしました。
転職先はコンサル会社でした。
これがまあ大変で、スタッフの頃は深夜2時過ぎにタクシーで帰るというような日々を繰り返していました。
とにかく毎日が忙しくて、何とか乗り切るのにいっぱいいっぱいでした。それでも、頑張ったおかげで評価もそこそこもらえ、給料も大幅に増加し、マネジャーにも昇格しました。目に見えて待遇が良くなるのは大きなモチベーションアップでした。
マネジャーに昇格した後、生活が少しは楽になるかと思いましたが、そうでもありませんでした。
部下が作ってくる資料をレビューしたり、プロジェクトの繁忙期は、2,3時間睡眠という日が続きました。
子供も小さかったので、もう少しゆとりのある生活をしたいと思い、2回目の転職をしました。
3、40代のモチベーション
そして、今も在籍する会社に転職しました。今の会社は純日本企業で、年功序列、終身雇用の色合いがまだ残っている会社です。
コンサル時代よりもゆとりはできましたが、給料は大幅に下がりました。
何とか出世して、給料を戻したいと思い一生懸命働きましたが、プロパーの壁を崩せず、そこそこの評価はもらえるものの出世街道に乗ることはできませんでした。
4、今、思うこと
以上のように、私のサラリーマン人生のモチベーションはノルマ達成⇒待遇改善⇒出世というものでした。
今、出世の道がほぼ途絶えて思うこと、それはやはりサラリーマンは自分でコントロールできないことばかりだということです。
成果を上げても好き嫌いや中途というだけで要職に就けず、給料もあがらない。意図しない異動があり、それを断ったらそれこそ本当に窓際に追いやられる。
頑張っても成果を公平に評価されず、自身で身の振り方をコントロールできないなら、意味ないですよね。
だったら、小さくてもいいから自分で何かをやった方がよいと思うのです。
これからもいろいろ頑張っていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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