気になるニュース:副業が背中押す不動産投資 賃料減で利回り低下も
2019年12月5日の朝刊で、表題の記事が掲載されていました。
こちらの記事の紹介と私の考えをのべさせていただきます。
1、記事の内容
不動産経済研究所(東京・新宿)によると、首都圏のワンルームの発売戸数は2018年で約7800戸であり、アベノミクスが始まった12年以降で最多になっている。
ワンルーム投資の主体は一般サラリーマンにも広がり、年収400万~500万の人も多い。
背景の1つが低金利の長期化であり、そして足元で背中を押しているのが、副業ブームである。パーソル総合研究所(東京・港)によると、ここ3年で副業を認めた企業は52%にのぼっている。
都内の公務員のAさんは、法人で不動産投資を行う予定で、「現在の仕事をやめたときに不動産で安定収入を得られれば」と話す。
一方で、個人マネーの流入と同じように不動産投資にはひずみも目立ち始めている。。入居者が見つからず、空き室が増えているケースがある。また、金利が上昇するようなことがあれば、「背伸び」をして買った人には負担が重くなる。
日銀は4月に不動産業向け融資について1990年末以来の「過熱」状態にあるとの分析結果をまとめており、バブルの再来か、副業時代の投資術か――。不動産投資は常にリスクと隣り合わせになる。
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2、不動産投資は副業になり得るか?
現在は記事にあるように、低金利なので、変動金利で借金をして投資に回すことが可能です。
ですが、借金をしての投資はリスクが大きいです。
金利の上昇リスク、入居者が集まらないリスク、予期せぬ修繕のリスク等のリスクが考えられます。
東京オリンピックの後、どの程度か分かりませんが、確実に景気のリセッションが来ます。
副業がもとで、本業なり家計を圧迫するようなことは避けた方が賢明です。
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3、中年サラリーマンにお勧めの副業は?
副業を行う目的は大きく2つです。
1つは実業以外の収入を得ること、もう1つは実業では得られない経験やスキルを身につけること。
前者であれば、借金をしない程度に投資を行うことが最も手っ取り早いと思います。
私も前者目的で、アフィリエイトやらポイ活をしましたが、労力の割に得られる収入が少ないです。
特にクラウドワークスやランサーズで行うライティングなどの仕事は、3,4時間かけて、収入が3,000円というようなケースがほとんどです。これだと、時給1,000円にもなりません。3,4時間のアルバイトをした方がよっぽどましです。
中年サラリーマンはやはり後者の経験やスキルを身につけるための副業を行うべきだと思います。
40代のサラリーマンは年金の支給開始年齢が引き上げられることから、あと30年程度働かなくてはなりません。
会社の中での自分の位置づけも分かり、出世できるところもおおよそ想像できると思います。
年功序列的な賃金制度も崩壊し、若手の積極採用も進む中、会社の中における中年サラリーマンの肩身はどんどん狭くなる一方です。
そんな状況をあと30年も続けていけますか?
私は人の価値は足し算で決まると思っています。
この領域の第一人者になるのは難しくても、この領域もこの領域も両方知っているという一人者になることは比較的可能です。
ですから、サラリーマンのスキルにプラスできる副業が重要だと思うのです。
という私もなかなかスキルを身につける副業ができていないので、来年こそは実現したいと思います。
そんな決意表明としてとらえていただければ幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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